“昭和と令和 隠し味がつなぐ感動の家族小説”と文庫本の帯に書かれた一冊。
「三人屋」「ランチ酒」と食をテーマとした作品も多い原田さん。
本作にも”セロリの炒め物”、”鯛の骨酒”等々たくさんの料理が登場しますが、物語の大きなテーマとなってるのが”豚肉の生姜焼き(ポークジンジャー)”です。
西洋料理が珍しかった昭和初期の少女と、現在は料理研究家として活躍する女性の物語が重なり合っていきます。
多少の謎解きやドキドキもありつつ、読後に心地良い”余韻”に浸れる一冊でした。
料理を作るのが好きな人や食べるのが好きな人にもお勧めしたい一冊です。
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「口福のレシピ」(原田ひ香)
