神田神保町にある小さい古書店が舞台とした物語。
文豪や著名人の文献(本)とともに、ビーフカレーやピロシキ、カレーパン等々、近隣の名店の料理が紹介されています。
亡き兄から「鷹島古書店」を引き継いで、北海道帯広から上京した珊瑚(さんご)と珊瑚の親戚で国文科の大学生の美希喜(みきき)を中心として物語が進んでいきます。
仕事に悩む出版会社勤務の営業マンや、ちょっと問題のある作家の卵、そして珊瑚の「恋バナ」まで、ほかほか温かいストーリー展開はさすが原田さんですね。
そして何より、古本屋街の風情と料理の数々は温かくて、神田神保町を訪れたいと思いますね。
来年には続編が刊行予定との事ですので、次作も期待したいと思います。
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「古本食堂」(原田ひ香)
