両親を亡くし、大学を辞めた主人公:柏木聖輔。空腹に負けて吸い寄せられた砂町銀座商店街の総菜屋で、最後に残った五十円のコロッケを見知らぬお婆さんに譲った事から物語が始まります。
”天涯孤独”の聖輔を取り巻くバイト先の主人や先輩、そして大学時代の友人達との交流。情緒溢れる”砂町銀座商店街”が温かく描かれています。
そんな聖輔の希望への一年間の物語。
小野寺さんの作品は初めて読みましたが、他の作品も読みたくなりました。
そして聖輔の”その後”が気になります。
両親を亡くし、大学を辞めた主人公:柏木聖輔。空腹に負けて吸い寄せられた砂町銀座商店街の総菜屋で、最後に残った五十円のコロッケを見知らぬお婆さんに譲った事から物語が始まります。
”天涯孤独”の聖輔を取り巻くバイト先の主人や先輩、そして大学時代の友人達との交流。情緒溢れる”砂町銀座商店街”が温かく描かれています。
そんな聖輔の希望への一年間の物語。
小野寺さんの作品は初めて読みましたが、他の作品も読みたくなりました。
そして聖輔の”その後”が気になります。
憧れの職業に就いたにも関わらず、激務によって心身共にダメージを負った主人公:楓子(ふうこ)。祖母が営む東京・下町の駄菓子屋「かすがい」を継ぐことになります。ある少年と出会う事で、店の台所で食事を提供しはじめて物語が進んでいきます。
楓子の”情熱”と”とまどい”がうまく描かれています。
「貧困」「動物保護」「摂食障害」など様々な事情を抱える子供達を通じて、今の日本が見えてきます。
本作で描かれた問題は決して”一握りの問題”ではないものとあらためて感じさせられましたね。
二作目「かすがい食堂 -あしたの色-」では「ヘイトスピーチ問題」までが描かれています。
いろいろな意味で今の日本を考えさせられるシリーズです。