盲目の少女の孤独と希望に満ちた物語。主人公の少女:とわは、大好きな母との二人暮らし。母の言葉や、庭の植物たちの匂いや、‘黒野鳥合唱団’の歌声で四季を感じている。そんなある日、突然母が居なくなり、とわは自身の人生を歩き始めます。
テーマが重苦しい事もあり、巻頭からのシーンは”暗いイメージ(闇の孤独)”で始まりますが、母を失ってから次第に”明るいイメージ(明の希望)”へと変化していく事で、「生命の素晴らしさ」を感じさせてくれる一作です。
以前読んだ、「ファミリーツリー」や「ライオンのおやつ」とは違ったアプローチでの”命の物語”です。
